株式会社ツインカプセラ/宇宙で生まれた超断熱保冷技術を地上・社会へ

※TechBizにて入手した画像(https://unsplash.com/ja

目次

Who needs to read?

  • 製薬会社・創薬ベンチャー
  • バイオメディカル系大学、研究機関
  • 食品、化粧品、素材メーカー等の生物系研究部門
  • 検査サービスプロバイダー

Background

近年、スタートアップ業界を盛り上げている宇宙分野。スペースシャトルや探査機といった宇宙空間向けの開発だけでなく、私たちの地上での暮らしを大きく変える革新技術を次々に生む土壌にもなっていることをご存知でしょうか。

ノートPC、フリーズドライ食品、太陽光発電パネル、水のろ過技術…..。実はこれらも、宇宙開発が生んだ技術の一例にすぎません。宇宙から地上へと広がったイノベーションは、枚挙にいとまがないのです。

そんな宇宙開発を日本でリードしているのがJAXAですが、

今回はJAXA発ベンチャー、株式会社ツインカプセラのご紹介です。

TechBizにて入手(https://unsplash.com/ja

ツインカプセラ社は、どんな技術を宇宙から地上へ持ち帰ってきたのか。

それは、超断熱保冷技術です。

ツインカプセラ社の技術が宇宙で実現されたのは、2018年11月。貴重な宇宙実験サンプルを地球に送り届けるための再突入カプセルプロジェクトが実行されました。国際宇宙ステーションの実験で生成したタンパク質結晶を4℃に維持したまま回収することに成功したのです。

国際宇宙ステーションからサンプルを積んだカプセルを放出後、地球の大気圏に再突入させ洋上で回収する、という順序になりますが、その間カプセルは極めて過酷な環境にさらされます。特に大気圏への再突入の際は、カプセル表面は数千度の高温にさらされます。しかし、その内部には大事なサンプルがありますので低温に維持する必要があるのです。

写真は再突入カプセルの洋上回収のイメージです(TechBizにて入手:https://unsplash.com/ja

このような極限環境にあわせて開発されたのが、超断熱保冷技術でした。ツインカプセラ社の宮崎CEOは、JAXAのエンジニアとして再突入カプセルプロジェクトに携わられた方です(現在もJAXAにご勤務中)。

宇宙開発で生まれた技術を地上・社会に届けたいという宮崎さんご本人の想いで、起業を決断されたということです。また、エンジニアだった宮崎さんは、自ら試行錯誤し起業やビジネスの勉強をされたそうです。そして2025年2月、ついに製品化にたどり着きます。

魔法瓶型の高性能保冷容器 BAMBOO SHELLter® です。

ツインカプセラ社ご提供。魔法瓶型の高性能保冷容器 BAMBOO SHELLterを2025年2月にリリースした。

そんなツインカプセラ社が見つけた地上のアプリケーションは何だったか。

それは、バイオメディカル分野におけるサンプルの”確実な保冷輸送”でした。(これまで土地勘のなかった世界を練り歩き用途を見つけ出した体験談は、CEO宮崎さんのLinkedinアカウントで紹介されています。そちらもぜひご覧ください。)

JAXA発ベンチャー、ツインカプセラ社が可能にした、低コストで確実な保冷輸送。ご利用実績もどんどん伸ばされています。精密な温度管理が必要な生体サンプルを扱われているみなさま、ぜひ以下のDeck資料をご一読ください!

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