なぜディープテック専門の事業開発サービスを始めたのか

ディープテックの事業開発を強化したい方、すでに関わっている方、これから関わりたい方と、ぜひつながりたいと思っています。

ディープテック、資金は増えた。起業家も増えた。

でも「売りながら、事業を作れる人」がいない、足りない。

現場にいるとこれを強く感じます。

そんななか、なぜ自分が事業開発の代行サービスをやっているのか、少し考えを共有させてください。

目次

起業家は増えた。でも、事業は誰がつくるのか?

最近の10年ほどで、起業家の数は確実に増えました。

国内の有力大学には起業予備軍として客員起業家が何人も配置されるようになりました。
社内起業(Intrapreneur)も増えています。

資金も支援制度も、明らかに厚くなった。

ただ一方で、スタートアップ経営者をはじめ現場でよく聞くお声があります。

「売る人がいない」「売りながら事業を作れる人がいない」

結局、どれだけ資金や支援があっても、
事業を前に進めるのは“人”です。

最重要は、起業家(社長)でした。

一定は起業家が増えてきた今、次に、不足してくるのではないかと私が思っているのが、
ディープテック領域における「事業開発人材」ではないかと思っています。

なぜ事業開発人材が足りないのか?

事業開発が難しい職業だというつもりはなく、

単純に、日本が生まれにくい環境というだけだと思っています。

  • 文系と理系は別世界、という固定観念
  • 営業職の人気低下
  • 技術とビジネスを横断するキャリアの不在

事業開発とは、突き詰めると営業です。
しかし、単なる営業ではない。

「売れるか分からないものを売る」
「売りながら事業を作る」

この特性ゆえに、一般的なキャリアの延長線上に存在しない。

だから、適性はあるでしょうが、営業マンあるいは技術者が、文系|理系の壁を越えればなれるはずです。

私がそうでした。

採用しようとしても、見つからない。

だから自分でやるし、仲間も増やしたい。

人材採用の現場でも、この問題は顕著です。

私自身も事業開発の採用に関わってきましたが、
このポジションは「良い人がいない」以前に、

「候補者そのものがいない」

特に東京以外となれば、たとえ大阪・京都であっても、難易度は一気に上がります。

だからこそ私は、

  • 関西を拠点に
  • ディープテック企業向けの事業開発代行を行いながら
  • 同じ志を持つ人たちとつながり、ディープテック事業開発という世界を盛り上げていきたい

と考えています。

ディープテック事業開発に必要な4要素

では、事業開発人材には何が求められるのか。

ディープテックの0→1ステージから1→10ステージ初期であれば、要件はある程度共通しています。

① 事業(営業)

最も重要なのは営業力です。

ただし、前提として

  • 誰に売るか分からない
  • いくらで売るか分からない
  • そもそも売れるか分からない

この状態からスタートします。

代理店に任せても、基本的に売れません。

だからこそ、自ら売りながら、事業のセンターピンを見つけ出し、事業の実績と仕組みを作れる人が求められます。

② 技術への理解

専門家である必要はありません。理系である必要もない。

ただし、技術を理解しようとする姿勢は必須です。

ディープテックの多くは商材の専門性が高く、世の中に新しい価値、製品を提供しようとしています。自社の科学者ー顧客、自社の科学者ー経営陣の間に翻訳者が必要だからです。

また、ディープテックは未完成な技術を扱うケースが多く、
実現可能性やリスクを織り込みながら売る必要があります。これも、代理店に任せても売れない理由の一つです。

③ 知財法務知識と交渉能力

ディープテック領域で新規事業を作ろうとする場合、しばしば技術を開発しながら、売りを上げることが求められます。

そんなとき、知財・契約の理解は避けて通れません。

そして、顧客とのコミュニケーションなく完成できる製品などなく、したがって研究開発段階から潜在顧客を巻き込み、協業することが必須となってきます。

ここで求められるのが、知財・法務の知識であり、現場での交渉能力です。

④ 会計知識

なにかを売るわけなので、数字に強いことは重要です。

数字や細部に甘い人は、顧客からも経営陣からも信頼をなかなか得られません。

そして、ディープテックの多くはBtoBビジネスなので、顧客サイドの投資採算性に思いを馳せることのできる素地が求められます。

そのときに必要になるのが会計知識だと思っています。専門家である必要はなく、簿記レベルの知識で十分です。

人材がいないなら、増やすしかない

この条件に最も近いのは、総合商社の人材です。

ただし、

  • 超ハイスペック
  • 高年収
  • 東京集中

という現実があり、
スタートアップや地方企業が採用するのは極めて難しい。

いないなら、育てるしかない。

事業開発は確かに簡単ではありませんが、
起業家ほどの特殊な資質が必要かというと、そこまでではない。

  • 素直さ
  • 積極性
  • やりながら学ぶ姿勢

があれば、十分に挑戦可能な領域だと思っています。

これからの時代で価値をもつ人材

ディープテック事業開発は、

  • 事業人材が技術を理解する
  • 研究者がビジネスを理解する

この“越境”によって成立します。

そして、この越境ができる人材は極めて少ない。

だからこそ、一度この領域に入れば、
市場価値は確実に上がると思っています。

そして、生成AIの登場によって、答えらしきものは簡単に手に入る時代になりました。

だからこそ価値を持つのは、

仮説を現場で検証し、答えに変えられる人間です。

関西で、この領域を一緒に盛り上げたい

ディープテック事業開発の重要性は、これから確実に高まります。

経験上、事業開発人材の不足は、スタートアップに限りません。

大企業も含め、「科学技術を使って、新規事業を興したい会社」には当てはまる課題だと思います。

まだまだ事業開発が足りないからこそ

私は関西を中心にディープテック専門の事業開発サービスを提供したいし

すでに事業開発をやっている方、これからやろうとしている方とつながりたいです。

起業するような度胸はないけど、経営・事業・最先端に近いところで思いっきり暴れてみたい。

そんな方は、ぜひディープテック事業開発に挑戦しましょう!!

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